「ChatWorkの料金プランを知りたい」
「自社に合ったプランにしてできるだけコスト削減したい」
この記事は、そんな方へ向けて書いています。
先取り結論
- ChatWorkの料金プランはフリー、ビジネス、エンタープライズの3つ
- 初めてChatWorkを利用するならフリープラン、グループチャット参加制限を無くしたいならビジネスプラン、さらにセキュリティを強化したいならエンタープライズプラン
- 現在フリープランしか利用していない場合、有料プランを1ヶ月無料で体験できる
ChatWorkの料金プランは3つ
- フリープラン
- ビジネスプラン
- エンタープライズプラン
3つのプランに共通した特徴は以下のとおりです。
- ユーザー数100人まで
- コンタクト無制限
- 累計7グループチャット(1ユーザー毎)
- 1対1でのビデオ通話と音声通話
- 2段階認証
- 5GBストレージ(1契約あたり)
- ユーザー管理(制限あり)
フリープラン
ChatWorkのフリープランは上記の基本機能のみ使用可能です。
フリープランでもコンタクト無制限のため、個人で使用する場合やグループでのやり取りが少ない場合には問題なく利用できます。
しかし、グループチャットには累計7個しか参加できません。過去に参加したグループチャットを退出したからといって、参加できるグループチャットの枠が増えるわけではないのです。
また、ストレージが1契約あたり5GBしかなく、上限に達した場合新しいメッセージの投稿が一切できません。過去のメッセージを削除するか、ストレージを追加購入する必要があります。
過去に送信したメッセージを削除すると、上記のように「メッセージは削除されました」と表示されます。
ビジネスプラン
対してビジネスプランはフリープランのような制限がなく、より快適にChatWorkを利用できます。
ビジネスプランの特徴は以下のとおりです。
- ユーザー数無制限
- グループチャット無制限
- 複数人でのビデオ通話と音声通話
- 10GBストレージ(1ユーザーあたり)
- ユーザー管理機能(無制限)ユーザー
- 広告の非表示
ビジネスプランはユーザー数無制限のため、社員が100人を超えても全員がChatWorkに参加できます。さらに、グループチャットも無制限であるため、部署やプロジェクトごとで様々なグループを作成・参加することが可能です。
また、ビジネスプランから広告を非表示にすることができますが、そもそもChatWorkの広告は控えめで表示されています。そのため「広告を非表示にしたいから有料プランに変更しようと考えている」という方は、フリープランのままでも問題ないでしょう。
ビジネスプランの料金は月間契約の場合、1ユーザーあたり660円(税込)です。年間契約の場合、1ユーザーあたり550円(税込)です。
月間契約よりも年間契約の方が、1年間で1,320円お得に利用できます。
エンタープライズプラン
エンタープライズプランは上記2つのプランよりもセキュリティーや管理を強化したプランです。特徴は以下のとおりです。
- 社外ユーザー制限
- IP・モバイル端末制限
- 専用URL機能
- ファイル送受信制限
- 外部SNS制限
- シングルサインオン
- チャットログ・エクスポート
- SLA(サービス品質保証)
エンタープライズプランには、社外のユーザーとのやり取りや、登録されていないスマートフォン・PCなどの端末からのログインを制限する機能があります。
さらに、組織内のユーザーのチャットログをエクスポートしたり、SNSとの連携を制限したりする機能があり、外部との接触を徹底的に遮断できます。
エンタープライズプランの料金は月間契約の場合、1ユーザーあたり1,056円(税込)です。年間契約の場合、1ユーザーあたり880円(税込)です。
月間契約よりも年間契約の方が、1年間で2,112円お得に利用できます。
自社にはどのプランが合っている?
フリープランをおすすめする方は以下のとおりです。
フリープランがおすすめ
- 初めてChatWorkを使う
- とりあえずチャットで仕事のやり取りができれば良い
- いきなり有料プランにするのは抵抗がある
フリープラン最大の強みは無料でChatWork基本機能を体験できることです。そのため、起業したばかりの会社や、副業でクライアントワークを始めた方、フリーランスになりたての方には特におすすめです。
しかし、フリープランは1契約あたりストレージが5GBと制限があり、容量を追加するにも有料プランへのアップグレードが必要です。
過去に投稿したメッセージを削除すれば容量に空きを作れますが、以下のデメリットがあります。
- ログを残せない
- 重要度に応じて削除するメッセージを選別しないといけない
- メッセージはまとめて削除できない
- 管理者でも他のメンバーが送信したメッセージは削除できない
コストを考えても容量確保のためにメッセージを削除することは現実的ではないでしょう。
フリープランの制限を解消し、組織向けの機能が備わったビジネスプランがおすすめの方は以下のとおりです。
ビジネスプランがおすすめ
- グループ参加上限に達した
- ストレージが5GBを超えて新しいメッセージを投稿できなくなった
- ChatWorkを社内で本格的に導入していきたい
- 広告表示を消したい
料金プランで紹介したように、ビジネスプランでは使用可能ストレージが大幅に増加します。
フリープランでは1契約あたり5GBだったのに対してビジネスプランでは1ユーザーあたり10GMBです。7人でビジネスプランを利用している場合、組織として70GB使用可能ということになります。(組織内の1人だけが70GB使用することも可能)
また、ビジネスプランでは「チーム機能」が利用できます。この機能は、組織のユーザーを予め部署や役職などのカテゴリーなどでチーム分けし、ユーザー1人1人ではなく、チームとしてまとめて管理できます。
上記のように、新しくグループチャットを作成する際にチームとしてまとめて追加できるので、追加漏れを防げます。
エンタープライズプランがおすすめ
- 現在のプランではセキュリティに不安がある
- コストよりも情報漏えい防止やセキュリティ対策を優先したい
- 社員一人ひとりのチャット履歴を把握し、不正をしていないかチェックしたい
エンタープライズプランは上記の方におすすめします。
エンタープライズプランにはセキュリティを高めるために「禁止行為設定」ができます。禁止できる行為は以下の4つです。
- 組織外ユーザーとのやり取り
- ファイル送信
- ファイルのダウンロード
- 外部サービスのプロフィール登録
実際にファイルのダウンロードを禁止行為に設定してみると、上記のようになりました。ファイルダウンロードを制限されているユーザーは、ファイルのダウンロードだけでなく、ファイルの中身も閲覧できません。
また、エンタープライズプランにはIPアドレスによるログイン制限が可能です。
許可していないIPアドレスでログインしようとしても、上記の画像のとおりログインできません。
IPアドレス制限をすることで「社内ネットワークからはログイン可能だが、自宅やカフェなどのネットワークからではログイン不可能」といった制限ができます。そのため、第三者からの不正ログインや情報漏えいを防げるのです。
プランの変更方法
プランの変更方法は以下のとおりです。
- アカウントをクリックする
- 「アップグレード」をクリックする
- ビジネスプランかエンタープライズプランを選択する
- ライセンス数や支払い方法を選択する
まず、アカウントをクリックし「アップグレード」をクリックします。
利用したいプランを選択します。
- ライセンス数
- ご利用料金(年間契約か月間契約)
- 決済方法
上記3点を設定し、クレジットカードや銀行の情報を入力するとプラン変更が完了します。
ChatWorkでは1ヶ月間無料で、有料プランを体験できます。
対象になるのは、現在フリープラン・パーソナルプランを利用していて、過去に有料プランを利用したことがない人です。
Chatwork ビジネス/エンタープライズプラン 30日間無料トライアルの申し込み
手順は以下のとおりです。
- 上記URLをクリックする
- フォームを入力する
- 届いたメールから申し込みフォームを入力する
必要情報をフォームに入力し、送信します。
申し込みが完了すると、上記の画面が表示されます。
しばらくすると、ChatWorkの担当者から上記のメールが届きます。
メールに添付されている申込フォームを入力します。
トライアル適用のメールが届いたら、無料期間がスタートします。
エンタープライズプランに変更する際には2つの注意点があります。
- 5人以上しか利用できない
- 一度エンタープライズプランに変更すると、他のプランに変更することはできない
ChatWork料金プランまとめ
- ChatWorkの料金プランはフリー、ビジネス、エンタープライズの3つ
- 初めてChatWorkを利用するならフリープラン、グループチャット参加制限を無くしたいならビジネスプラン、さらにセキュリティを強化したいならエンタープライズプラン
- 現在フリープランしか利用していない場合、有料プランを1ヶ月無料で体験できる