「ChatWork退会時の挙動が知りたい」
「ChatWorkを退会したいが、他人に迷惑をかけないか心配」
この記事は、そんな方へ向けて書いています。
先取り結論
- 「アカウント名>管理者設定>サービスを解約する」から解約可能
- 自分の過去の投稿は消えない。「XXX(解約済みユーザー)」として表示される。
- 自分がアップロードしたファイルは基本的に消える
目次
ChatWorkを退会(解約)する方法
ChatWorkを退会する方法は、プランによって異なります。
削除されるデータ:
- マイチャット
- 自分しか参加者がいないチャット
- 自分が「担当者」になっているすべてのタスク
- 自分がアップロードしたすべてのファイル
- ブックマーク情報
変更されるデータ:
- ダイレクトチャットおよびグループチャットから自動退席します
- 削除されても過去のメッセージは残りますが、表示名は「発言者名(解約済)」に変更されます。
解約前に表示していたアカウントページを、解約後に開こうとするとこうなります。
チャットページはこのような表示。
2021年5月27日から新たに実装された「ブックマーク機能」についても表示できません。
フリープラン、パーソナルプランの場合
まずはフリープラン、パーソナルプランの解約方法について解説します。
ちなみにパーソナルプランの場合、アカウントの解約と同時に有料プランも解約されます。
ChatWork右上の自分のアカウントから、「管理者設定」をクリックしましょう。
ブラウザが立ち上がり、サービス管理メニューが開かれます。
「利用内容の確認」タブの右下、「サービスを解約する」をクリックしましょう。
解約する前に、注意事項を読みましょう。削除されるデータ、変更されるデータが羅列されています。「次へ」をクリック。
まだ完了しておりません。
「サービスを解約する」をクリックしましょう。これで解約完了です。
※「サービスを解約する」をクリックした瞬間に解約手続きが開始します。
ビジネスプラン以上の場合
ビジネスプラン以上の場合、管理者以外がアカウントを削除したいときは、管理者に依頼しましょう。
ビジネスプラン以上の場合は組織契約になりますので、メンバーアカウントの削除に関してはChatWorkは関与しません。
組織内のユーザー削除は弊社ではセキュリティの都合により関与いたしません。
管理者様へ直接 ユーザー削除のご依頼をよろしくお願いいたします。
解約(退会)された側の挙動
ダイレクトチャットの相手や、グループ内のメンバーがChatWorkを退会した場合の挙動について解説します。
大きな影響としては以下の通り。
- 解約した人が担当者になっているタスクが消える
- 解約した人がアップロードしていたファイルが消える
- 解約した人の名前が変わる
解約してない側にはあまり大きな影響はありませんね。
解約されてもダイレクトチャット、グループチャットは残る
前述のように、メンバーが解約したとしても、チャットそのものや過去のチャット内容が消えるわけではありません。
退会したユーザーの名前は「XXX(解約済)」として表示され、これまでのトーク履歴もそもまま残ります。
唯一注意すべきが、「解約したユーザーが過去にアップロードしていたファイルは、解約とともに消える」点です。
ビジネスプラン・エンタープライズプランの場合
ビジネスプラン、エンタープライズプランの場合も基本的に同じ挙動です。
ただし、解約ユーザーが過去にアップロードしたファイルについては消える場合と消えない場合があります。
詳しくは、以下の公式ヘルプを参照してください。
アカウント、メッセージの復元について
削除されたデータ開示については、電気通信事業者法第4条に基づく「通信の秘密」の保護に関わる事項のため、
捜査機関や裁判所などの行政・司法機関から、法律に基づく開示請求をいただき、対応の必要性があると判断した場合のみ対応しております。そのため、利用者や弁護士などからの開示請求にも原則応じることはできません。
メッセージやアカウントについて、復元やログの提供といったサービスは行っていないようです。
個別に公式へ問い合わせてみましたが、そのようなサービスは無い、というお話でした。
そのため、メッセージやアカウントを削除(解約)する際は充分に気をつけて、削除による影響をしっかりと考えた上で行ってください。
フリープランの場合、特に理由がなければ削除せずに、アカウントをそのままにしておくのがオススメです。
ChatWork解約まとめ
- 「アカウント名>管理者設定>サービスを解約する」から解約可能
- 自分の過去の投稿は消えない。「XXX(解約済みユーザー)」として表示される。
- 自分がアップロードしたファイルは基本的に消える