Spreadsheetの合計セル数上限は1,000万セルまで シート数の上限も解説

「Spreadsheetのセル数上限を知りたい」
「Spreadsheetのシート数上限を知りたい」

この記事は、そんな方へ向けて書いています。

先取り結論

  • セル数上限は1,000万マスまで
  • 列上限は1万8,278列(列ZZZ)まで
  • シート数についても、セル数制限により実質制限あり

Spreadsheetには上限がある

公式ドキュメントで、Spreadsheetの上限について記述しています。

  • セル数上限は10,000,000マス
  • 列上限は1万8,278列(列ZZZ)まで

セル数上限は10,000,000マスまで

Spreadsheetのセルを、無限に追加してみました。左下の「行を◯行追加する」の欄から数字を指定して追加していったところ、このようなポップアップが表示されました。

この操作を行うと、ワークブック内のセル数が10000000の制限を超えてしまいます

Spreadsheetのセル数上限は、シート全体の合計セル1000万セルまでのようです。

※他サイトの記事では、セル上限が500万という表記がありますが、Google Spreadsheetのアップデート前の古い情報ですので、注意してください。今は1000万セルが上限です。

列上限は1万8,278列(列ZZZ)まで

また、セルの他に列の制限もあります。

セル数上限1000万の範囲であっても、列数が18,278列(ZZZ列)を超えると、それ以上は列を追加できません。

シート数上限は384枚?

シート数に制限はありません。

ただし、基本的にSpreadsheetワークブックのシートは1,000行×26列(Z列まで)なので、26,000セルあります。

単純計算で1000万セルを、26,000セルで割ると384。つまり、普通にシートを増やしていったら384シートが限界です。

シートを増やしていくと、上記の通り、385シート目が追加できませんでした。

Spreadsheetの上限が足りないときは

Spreadsheetの上限が足りないときの対処法を紹介します。

Spreadsheetを分ける

まず考えられるのが、Spreadsheetを分けることです。さすがに1000万セルとなると、100シートぐらいはあるかと思われます。

そこで、シートの一部を分けることを検討してみましょう。

行または列の削除を検討する

Spreadsheetの不要な行または列を削除してみましょう。

行または列を選択し、右クリック>「列(行)を削除」から、削除できます。

行(列)削除のショートカットは以下の通り。

Mac command(⌘) + option + -
Windows Ctrl + Alt + -

セルを結合する

セルを結合して、セル数を無理やり減らすというのも手です。

結合したいセルを選択し、「すべて結合」することで、選択範囲を1セルにすることができます。

Google Spreadsheet制限まとめ

  • セル数上限は1,000万マスまで
  • 列上限は1万8,278列(列ZZZ)まで
  • シート数についても、セル数制限により実質制限あり

ちなみに、GoogleDocumentの上限は半角102万文字(全角51万文字)までです。

-Google Spreadsheet

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